新潟県産いのちの壱

いのちの壱

粒の大きさはコシヒカリの1.5倍。その食べ応えとまるでナッツのような香りは、インパクトがあります。しっかりとした粘りと甘みがあり、冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめ。しかも吸水が不要で研いだ後はすぐ炊けるというところも、忙しい現代のライフスタイルには嬉しいポイントです。そんな「いのちの壱」は、お米の全国コンテストで最優秀賞を受賞したお米を育てた農家・久保豊範さんが栽培し、自信を持ってお届けします。

新潟県産いのちの壱

新潟県南魚沼市
産地 新潟県南蒲原郡
生産者 久保豊範
品種 いのちの壱

◎お米の全国コンテストで
 最優秀賞に輝いた農家
◎大粒で冷めても美味しさ持続
◎食味重視の独自の栽培方法

1缶:250g
約2合、ご飯茶碗で4~5杯分

 
 

大きい粒と香ばしい香りが
個性的な新・銘柄米

米どころ新潟で2015年、新たに銘柄米として登録されたお米が誕生しました。それが「いのちの壱」。粒はコシヒカリの1.5倍と大きめですが大味ではなく、噛むとしっかりとした甘みが口いっぱいに広がります。冷めてもおいしく食べられるところが、このお米の実力の高さを物語っています。

「いのちの壱」はもともと岐阜県の下呂を中心に栽培され、主に中部地方で認知されているお米。それを2009年に新潟で初めて栽培し、2015年に銘柄登録したのが新潟県は南蒲原郡田上町で農業を営む久保豊範さんです。現在「いのちの壱」は日本各地で栽培されていますが、久保さんが生産したお米は栽培方法や品質管理などにこだわっており、その美味しさから口コミで評判は広がり、全国から注文が寄せられています。

 

お米の全国コンテストで
最優秀賞を獲得した久保さん

久保さんの経歴は、もともとは農家ではありませんでした。家電、家具、ハウスメーカーなどの会社員を経て、独立。その後奥様のご実家の田んぼを借りて農業を始めた異色の経歴の持ち主です。

2008年の農業を始めたその年のうちに、なんと「お米日本一コンテスト」最優秀賞を受賞。「素人な分『こうあるべきだ』というがなく、『俺流農業』をしようと思って。敢えて農家の方々に教わるのではなく、農業のコンサルタントの人と相談して化学的な視点で栽培を始めたんです。最初は心配されましたが、すぐに全国コンテストで最優秀賞を獲得したのでそのまま工夫しながら続けています。最初は田んぼ1枚のスタートでしたが、今は3町弱でコシヒカリと『いのちの壱』を育てています」

その後も「第11回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」優秀金賞(2017年)、「米-1グランプリ」入賞(2013年)、「あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテスト」優良賞(2009年)入賞(2011年)優秀金賞(2013年)を獲得しています。

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「いのちの壱」のおいしさを
さらに引き出す独自の栽培方法

久保さんが作る「いのちの壱」は、農薬の使用を抑え、食味重視の独自の栽培方法が特徴です。この品種は病気や高温障害に弱く、品質を維持するのが難しいとのこと。しかもコシヒカリよりも粒が大きい分稲穂に重みがあるので、倒れないように根をしっかりと強く育てる必要があります。

竹を粉砕して発酵処理させたものを活用した土壌、信濃川から引いてセラミックの力で活性化させた水、微生物を利用した葉面散布など自然の力を応用し、さらに稲の状態に応じた研究・対策も欠かしません。特に天候によって大きく生育が左右されるため、年ごとに味が変わらないよう配慮するのが大切とのこと。

そして、収穫後の選別や保存方法もお米の味を左右します。銘柄登録を機に久保さんのところではお米の色を1粒1粒チェックし、不良米を除いてくれる最新の色彩選別機を導入しました。 「今まではネットを通じて販売していましたが、銘柄米になったのでこれからはお米屋さんにも並ぶことになります。自分で直接販売しない場合でも、お客様の手元に渡る時においしい状態になるよう工夫しています」

このようにして久保さんの手によって大切に育てられた「いのちの壱」は「ありがとう三米」というブランド米として現在流通しています。

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こめかん「いのちの壱」

コシヒカリが突然変異し、誕生した「いのちの壱」。そのなかでもこめかんの「いのちの壱」に詰まっているのは、久保さんが手掛けるブランド米「ありがとう三米」です。研いだ後は、吸水を待たずにすぐに炊飯器のスイッチをオンに。久保さんの栽培方法から品質管理にまで至るこだわりと、新潟の自然の恵みがたっぷり注がれた一膳が出来上がります。初めて食べる人はその粒の大きさや風味に、これまで「いのちの壱」を知っていた人もその豊かな味わいに、きっと驚きを覚えるはずです。

「おいしさには自信があります。これからは生産する米のブランディングにも力を入れて、地域を盛り上げていくようなことをしたいですね。おいしさ+ブランド力で、広めていきたいです」

米づくりを「子育てに似ている」と表現する久保さん。そんな丹誠込めて育てられた「いのちの壱」の味わいをぜひ、ご堪能ください。噛み締めるごとに、きっと1粒1粒に込められたこだわりが感じられるはずです。

新潟県産コシヒカリ 未来のきらめき

新潟県産いのちの壱

 
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